健康関連コラム

糖尿病の治療を受けるのにおすすめの病院は?


糖尿病だと分かったのは、他の体調不良で病院を受診した際に行った血液検査で判明したということも少なくありません。それほどに、初期の場合には自覚症状がないのが特徴です。


糖尿病だと分かったら、治療を受けるのにはやはりよりお勧めなのは、糖尿病の専門医が在籍している病院です。一般の内科でも、治療はもちろん広く行われていますが、専門医の方が適切な治療を継続して受けられるのでお勧めです。


この病気は、ほとんどの方が程度の差はあっても、長く付き合って行きながら治療や生活習慣を見直していくことが欠かせないために、それだけ専門的な治療に関する方法を患者自身も心得ておく必要があります。


食事の工夫も治療の大きな柱になるので、カロリーや糖質を始め栄養素のことも大まかにでも知っておくことが大事になります。専門医であれば、栄養の相談も行ってもらえるし、希望に応じて栄養士の指導を受けられるようになるので、より具体的に食生活の改善方法が患者にとって分かりやすくなります。


また、血糖値を上昇させないための食事の方法についての指導や提案も行ってもらえます。


そして、専門医であれば糖尿病教室を随時開催する病院もありますので、その機会に参加することで糖尿病に関する知識を仕入れておくことも出来ますし、生活習慣を具体的にどんな風に改善をしたり注意をしたりすればいいのかが理解しやすくなるので、治療に役立つようになります。


糖尿病で治療を受けている場合、一般の内科医でも糖尿病を専門で診てもらえる医師かどうかも確認をしておくと今後の治療に役立ちます。血糖値のコントロールを薬だけに頼るのではなく、食事の工夫や運動の実践で出来るだけコントロールが出来るように、きめ細かく相談や提案をしてもらええる専門医の方が、より安心です。


長く付き合っていく必要がある病気だけに、患者さん自身も自分の病気を知っておくためにも、専門医を受診するのが賢明な選択になります。


糖尿病の女性の妊娠について


糖尿病の女性でも妊娠してダメということはありません。難しいと言われていたのは1960年ごろまでの話で、今では1型糖尿病でも2型糖尿病でも、適切なケアを行えば問題なく妊娠することができます。


糖尿病女性の安全な妊娠のためには、普段からしっかりと血糖コントロールしておくことが重要です。さらに妊娠を希望した時点で検査を受けて、医師が大丈夫と判断するという妊娠計画を立てることがポイントになります。1型でも2型でも、血糖コントロールと妊娠計画の2つのポイントは変わりません。


血糖コントロールが悪いと赤ちゃんには奇形、巨大児、低血糖、低カルシウム血症、子宮内児死亡などの合併症が起こる恐れもあります。母体には、糖尿病性網膜症と腎症の悪化、妊娠高血圧症候群、羊水過多、膀胱炎、などのトラブルが起こりやすくなります。


1型か2型かにかかわらず、妊娠前から出産まで血糖値を健常な人の血糖値と同じレベルを保つことが大切です。合併症がある場合にはそれを治療して、安定させておく必要があります。この2つの条件を満たさずに妊娠してしまうと、赤ちゃんにも母体にも前述のようなトラブルが生じる確率が高くなります。


厳格な血糖コントロールは妊娠してからではなく、妊娠前(妊娠を希望した時点)で始めることがポイントです。妊娠が成立してもすぐにそれに気づかず、タイムラグができてしまうことが多いからです。


胎児のからだの基本は妊娠成立後から数週間で行われるので、この期間の血糖コントロールがうまくいっていないと胎児に奇形が生じやすくなります。また、合併症の治療薬の影響で奇形が出てしまうこともあります。
妊娠可能かどうかは、医師の判断に委ねられます。


OKがでたら妊娠計画をスタートさせます。ふだん飲み薬やGLP-1受容体作動薬を使って治療している患者さんは、インシュリン注射に切り替える必要があります。このほうが血糖値を管理しやすく、胎児に対して低血糖を引き起こす危険性が低いからです。